耳鼻咽喉科の設計・デザインでは、患者さんがリラックスして過ごせる空間づくりが大切です。ここでは、耳鼻咽喉科の設計・デザインのポイントをまとめています。事例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
耳鼻咽喉科には、小さな子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者さんが来院します。そのため、どの年齢層の患者さんも心地良く過ごせる待合室が必要です。
また、小さな子どもが受診する際に付き添いの保護者も一緒に来院することから、大人数が座って待つことのできる待合スペースを確保しましょう。
さらに、すぐに次の患者さんを誘導するための中待合室もあると診療の流れがスムーズになります。
耳鼻咽喉科には、感染症に罹っている患者さんが多く来院します。そのため、発熱のある方などを一時的に隔離できるスペースを確保しておくと安心です。
隔離患者が外部から専用の入口を通って診察室へ入れる流れが理想的ですが、難しい場合は一般患者との動線を分けると良いでしょう。
耳鼻咽喉科では、処置の際に機械音が響いたり、薬品特有のにおいが漂ったりすることがあります。こうした音やにおいが苦手な患者さんもいるため、防音性や換気に配慮した設計がおすすめです。 さらに、診察時の会話が外に漏れないように工夫することも重要です。
耳鼻咽喉科に限らず、クリニックの設計はスタッフにとって働きやすいつくりであることが大切です。たとえば、処置や診察、検査、薬品保管などを集約し、無駄のない動線で働ける設計を採用しましょう。
また、スタッフルームやスタッフ専用トイレを整備し、休憩中や勤務終了後もスタッフが快適に過ごせるクリニックにしたいものです。
【施工目的別】クリニック設計に強い設計事務所3選を詳しくご紹介!
「集患につながる空間にしたい」「老朽化した設備を刷新したい」「新規開業で差別化できるデザインを取り入れたい」...そんな目的に応じたリフォーム・設計を成功させるには、医療建築の実績と専門知識を持つ設計事務所の選定がカギとなります。このサイトでは、目的別に、特におすすめしたい設計事務所を3社厳選。それぞれの得意分野や強み、実際の事例を交えて詳しく解説しています。理想のクリニックづくりを実現したい方は、ぜひ参考にしてみてください。


こちらのクリニックでは、建物全体に奥行きと動きのある「浮遊感あるデザイン」を採用しています。内装は素材感と色味を統一し、清潔感ある落ち着いた雰囲気を演出。
待合スペースには大人数が座れるソファを設置しているため、患者さんが多く訪れる時間帯でもゆったりと待つことができます。


白を基調とした内装に明るい木調の素材を多用することで、優しさや透明感を演出しています。シンプルなデザインですが、受付カウンターの腰壁にあしらわれたモザイク調のタイルが程良いアクセント。
診察室はオープンになりすぎないよう、半透明のガラススクリーンを設置しています。


「患者さんが安心して来院出来るクリニック」をコンセプトとして、広々とした空間・ナチュラルな木目とホワイトを基調とした内装・間接照明を採用。
多目的トイレやキッズスペースも用意し、さまざまな患者さんが快適に過ごせる空間を実現しています。
開業時からブランド設計と内装を一貫してプロデュースしたい、経営中に動線の無駄や待合室の薄暗さを改善して患者の満足度を上げたい、もしくは老朽化した内装の清潔感を回復して感染対策を強化したい……そんなリアルな課題は、医療空間に得意な設計パートナーが解決します。
ここでは、クリニック設計の実績があり、医療建築の法令規定に詳しい一級建築士設計事務所の中、それぞれ新規開業、リノベーション、リフォームに向いている3社を厳選。患者満足と診療効率を両立するクリニックづくりにぜひ参考にしてください。